ITに関連する資格は数多くありますが、ぶっちゃけ「この資格って、頑張って取っても役に立つの?」と悩む方も多いと思います。(私自身そうなので。。)
そこで、IT業界にこれから入りたいと思っている方や入門者向けに、これまで私が取得してきた資格の中で、実務をこなしていく中で「役に立った」「取っておいてよかった」ものをランキング形式で5つご紹介します!
この記事を読むと・・・
- 実務の土台となる本質的なスキルが身に付くIT資格がわかる
- IT資格を勉強するうえで、合格以外の学習目標が見えてくる
- 効率の良い学習順序がわかる
はずです!
前提:評価基準
この記事を読んでいる皆さんが将来どのような案件やシステムに関わることになるのかは分からないのですが、ITエンジニアとして普遍的な知識や技術が身に付くものを重要視しています。そのため、どんな人でも必ず役に立つ内容になっていると思います!
具体的には以下の項目を評価基準として、あくまで私の取得した資格の範囲内で評価しました。
(なので、私は未取得だけどとても重要な資格もあるかと思いますので、コメントや問い合わせ等で意見や感想をいただけると嬉しいです!)
- 実務で役に立ったか(チーム内の会話・設計・コーディングのつまづきが減ったか)
- コスパ(時間・難易度)
- 汎用性(他の現場・他の言語でも使えるか)
第1位:基本情報技術者試験
第1位は基本情報技術者試験です!
この資格は、ITエンジニアとしての土台を作るうえで最も重要な資格だと感じています。
まず大きなメリットは、IT全体の基礎知識を体系的に学べる点です。
アルゴリズム、データベース、ネットワーク、セキュリティなど、実務で必要となる幅広い知識をバランスよく習得できます。
実務においても、
「この処理はどのように動いているのか」
「自分は今システムのどこを作っているのか」
といったイメージがつくので、スムーズに作業が進むと実感しています。
また、未経験や初心者でも挑戦しやすく、初心者の段階からでも得られる知識量が多い点も魅力です。
独学でも十分合格可能なため、これからIT業界を目指す方には特におすすめできます。
実際、私の周りにも文系大学出身から独学で資格取得できた方もいるため、とにかく第一優先で取りにいって良い資格だと思います!
第2位:応用情報技術者試験
第2位は応用情報技術者試験です!
応用情報技術者試験は、基本情報の知識をベースに、より実務に近いレベルの理解を求められる資格です。
範囲も基本情報よりも広くなり、システム設計やプロジェクトマネジメントなど、より実践的な内容が含まれています。
午後試験では実際の業務を想定しためちゃくちゃ長い長文問題が出題されるため、暗記だけではないエンジニアとしての論理的な対応力が問われます。
実務では機能追加や仕様変更が頻繁に発生しますが、
「どのような影響が出るか」を考える場面は多く、応用情報で学んだ考え方がそのまま役立っていると感じています。
特に役に立ったと感じる部分は、先輩やベテランエンジニアとの会話です。合格するためには午前の勉強で嫌というほど用語をインプットする必要があるので、よほど専門的な話でなければ、質問で会話をストップせずに食らいついていくことができるようになります。
難易度はやや高めですが、その分リターンも大きく、
正直ここまで取れたら資格は十分だと感じています。
第3位:Java Silver
第3位はJava Silver(Oracle Certified Java Programmer)です!
この資格はJavaの基本文法やオブジェクト指向の理解を問う資格です。
実務で開発をしていると、クラスの設計や責務の分割など、オブジェクト指向の考え方が前提となる場面が多くあります。
Java Silverの学習を通じて、継承やポリモーフィズムといった基本概念を理解したことで、先人が書いたコードがなぜこのように書かれているのか、保守性の高い(変更に強い)設計が理解できるようになると思います。
特に「仕様変更や機能追加に強いか」という保守性は実務でも重要です。頑張って書き上げたコードが仕様変更の一言で大幅に書き直し。なんて我々初心者にとって悲しいことは絶対避けたいですからね!!
ただ、この資格に関しては受験料がめちゃ高い(私の時は35,000円ほど)ので、万が一試験に不合格だった時のことも考えると、勉強だけして試験は受けないという選択肢もありなのかなと思います。(ちなみに私は1度落ちて、食費の予算の大部分が吹っ飛びました😢)
Goldまで取った方が良いのかについては後述しますが、オブジェクト指向言語に触れておく経験はITエンジニアとして開発を俯瞰的に見通すために非常に価値が高いものだと感じています。
第4位:AWS Certified Solutions Architect – Associate
第4位は通称AWS SAA(AWS Certified Solutions Architect – Associate)です。
この資格はインフラやクラウド設計の基礎を学べる資格です。
近年ではクラウドを前提とした開発が主流になっているため、
この資格で得られる知識は非常に実務と直結しています。
例えば、
- サーバー構成の考え方
- 可用性・スケーラビリティ
- コスト最適化
といった内容は、実際のシステム設計でもそのまま活かすことができますし、ログ管理などの運用面においても、クラウドを使うとどういったことが可能になるのかを知ることで、システムのクオリティを引き上げることができます。
ただ一方で、サービスの種類や仕様を覚える必要があるため、
この資格はやや暗記寄りの要素も多いと感じました。
そのため、即効性というよりは、
インフラ全体の理解を底上げする資格という位置づけです。
また、実務でも環境によってはAWSではなくMicrosoftのAzureを選択するケースもあるため、そちらを取得するのも良いと思います!(私の環境では両方触れる機会がありました。)
クラウド全体に共通する考え方を理解するためにも、こちらの資格はおすすめです!
第5位:簿記2級
え?IT資格じゃないじゃん。と思った方もいると思います。一見ITとは関係がないように思える簿記2級(日商簿記検定二級)ですが、
実務においては意外と役立つ場面が多い資格です。
特に、金融系のシステムや業務に関わる場合、
会計の基本的な知識があることで、仕様理解のスピードが上がります。
例えば、
- 売上や利益の計算ロジック
- 会計データの扱い方
- 業務フローの理解
といった部分で、「なぜこの処理が必要なのか」が分かるようになります。
また、エンジニアとしてだけでなく、
ビジネス視点を持てるようになる点も大きなメリットです。
会社のお金の流れを知ることで、エンジニア以前に社会人としての視点が広がります。
学習教材も充実しており独学も可能で、いつでもCBTで受けることができるため、ITスキルだけでなく業務理解まで深めたい方や、別の武器も持ったエンジニアになりたい方には非常にコスパの良い資格だと感じました。
番外編:Java Gold
第3位のJava Silverの上位資格となるJava Goldですが、個人的には実務において取る必要は無いと思います。
その理由は、問われる知識があまりにも専門的すぎることです。せっかくSilverを取ったのだからと私自身必死に勉強して合格したのですが、入門者の方に目標として勧められる資格ではないと思っています。
例えば、コンパイルした結果やSystem.out.println()の出力を問われる問題があったとして、問題を解くのに必要な知識は本当に重箱の隅をつつくようなレベルのものばかりでした。
私は「そんなの考えるより、いいからコンパイルや実行してみようぜ」と言いたくなるようなほど詳しくて深い知識が問われるので、Javaを深く理解したい方や、実務でJavaしか使わない方でなければ後回しにしても良いのかなと思います。
まとめ:資格は「実務にどう活きるか」で選ぶべき
今回紹介した資格は、いずれも実務に役立つと感じたものですが、
重要なのは「自分の目的に合っているか」です。
資格はあくまで手段ですが、
正しく選べば、実務スキルの成長を大きく加速させることができます。
入門者の目的としては、「基本的なスキルを大きく成長させたい」ことだと思うので、この記事がこれから資格取得を考えている方の参考になれば幸いです。
これから資格取得に向けて頑張る・頑張っている方へ
めちゃくちゃ応援しています!一緒に頑張りましょう!資格が役立つときが来たらコメント等で報告してくれると嬉しいです!

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